歩行困難 呼吸困難

ヘモジデリン小脳症

【コメント・解説】

 

 主症状は、ふらつき・めまいと歩行困難です。その症状は病院で「ヘモジデリン小脳症」という診断が出ています。この病気は薬が無いと言われ、来院されました。それ以外に、激しい咳と痰を訴えられていました。初めはこちらを主訴とされていました(来院前5か月間治らなかったのですが)。
 盛夏に睡眠不足で疲労を感じながら連続でゴルフに行かれ、ラウンド中に気分が悪くなり、倒れ、搬送されたそうです。西洋医学では、治療法が無い病気ですから、入院の多くは、その時に発症した肺炎のためです。実際は、その2年前から軽度の立ちくらみはあったそうです。
 この病気は、小脳に血液由来の成分が沈着して起こるとされています。しかし、当院で、小脳機能のテストをした結果、大きな異常が見られなかったため、画像上の脳・脊髄の変化は症状との間には関連性は強くない、と判断しました。症状の多くは、過労のため、免疫機能が著しく低下し、風邪から肺炎を起こした結果であり、「廃用症候群」に類似した病態では無いかと推測しました。
 発症の経過を詳しく聞き、脈診、舌診、腹診など総合した結果、「肺腎の虚」と診立て、治療を進めました。そうして、治療を進めた結果、薬では効果の乏しかった咳と痰は止まり、それにつれ歩行も改善されました。
 このような事は実は良くある事です。画像や血液検査の結果と症状の間に関連性が乏しかったのです。10ある症状の1か2はその為かも知れませんが、残りは別の要因であり、それを治す事で症状が改善されました。
 膝や腰の痛みでMRIやレントゲンで変形が見られ、その為、とされても、実はそうでないケースがあります。
手術しても治らない、とかのケースですね。それと考え方は一緒です。それを判断するコツは・・・ナイショです(笑)。
 しかし、患者さんは理解されてないんだなあ・・・とつくづく思いました。改善するだけ幸運なんですけどね(^^:

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