顏色

 研修生Wの「コドモが吐いた」というお話で、「母親の顔を見ると冷えてる!」という事に関して少し説明を…。

 

 東洋医学では、「四診」と言いまして、「望(ぼう)診」・「聞(ぶん)診」・「問(もん)診」・「切(せつ)診」という、四つの基本的診察法を重要視しています。

 

 「望(ぼう)診」とは、西洋医学的に言えば、「視診」、つまり目で見て診察する事です。

 

 「聞(ぶん)診」とは、鼻で臭いをかぐ、耳で音を聞いて診察する事です。音を「聞く」は良いとして、何故「臭いをかぐ」事が「聞診」なのかと言うと、本来、感覚を働かせて識別することを「聞く」と言うからです。鼻で「香りを聞く」、舌で「味を聞く(利くとも言いますね)」と言うことに由来します。

 

 「問(もん)診」はそのままですね。

 「切(せつ)診」は、触診の事です。

 

 顔色・舌・姿勢や全身のツボなどの色艶を視る事は「望診」になります。今回の場合、顔色を「望診」したわけですが、東洋医学では顔の部位にどんな色艶が表れるかで様々な情報を拾えるようになっています。

 

 これらの診察法すべてに言える事ですが、特に望診は「間口が広く奥が深い」診察法で、比較的一般の方でも判る事がある一方で、非常に鋭く繊細な感覚、長く継続する修練、質量とも膨大な知識があれば、常人には理解出来ない領域までも情報を与えられる診察法だと思われます。

 

 望:神、聞:聖、問:工、切:巧

 

と言われ、俗な喩えですが、ベテラン刑事のカンや老練な漁師の天候予測の様なものでしょうか。思うにこれらは単なる「カン」、「あてずっぽう」ではなく、前述したような優れた技量に支えられているのでしょう。

 

 

 

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