大人が吐いた!1(症例)

 研修生Sさんが、夜中に激しい嘔吐と下痢に見舞われ、アドバイスを求めて来ました。

 詳しく聞いたところ、夜中の午前3時、突然激しい嘔吐、頻回の水様の下痢、腹痛に見舞われ、朝までトイレから出られなくなったそうです。随伴症状として、37度台の発熱と激しい悪寒があったそうです。

 

 嘔吐は1度だけで下痢も治まって来たので、何とか仕事には行きましたが、発熱は続き、気分が悪く、食欲も無く、お腹は弱い痛みが続き、トイレに行きたいような不安感が治まらないそうです。とりあえず、脱水しているので朝からORS(経口補水液)だけを摂っているそうです。

 

 原因として、思い当たることは無いか聞いたところ、夕食にスーパーで買って食べた、ひじきのサラダに卵の殻が入っていて(!)、それが衛生的に良くなかったのではないか、と言う事でした。

 

 脈診、舌診、腹診を本人にさせ、その結果から、両足の指先に線香の火を近づけて、感覚を確認させました。

 足の2、3、5指先の感覚が鈍く、熱さを感じにくいと言います。すべての所見から総合的に判断した結果、冷えから免疫力が低下し、ウイルス感染による食中毒と推定しました。確信はありませんが、卵の殻と思ったのは、本当はカキなどの貝殻でノロウイルスに感染したのでは無いでしょうか。ひじきのサラダですし。

 

 陳腐ですが、食中毒の特効穴『裏内庭』、『至陰』に熱くなるまで灸をすえ、『脊中』、『懸枢』に温灸で、やはり熱さを感じるまで温めるように指示したところ、即座に微熱以外の症状が消え、食欲が出てきたので、おかゆを2杯食べたそうです(笑)。

 夜もぐっすり眠れ、今朝は元気に仕事に向かいました。良かったね。

 

 

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