”不妊体質”によくある3つの共通点 その3.5

 ”不妊体質”によくある3つの共通点【その1】【その2】は、『不妊治療』を題材に【帰納的推論】によるデータへの過信と誤解に、一般の方が振り回されない為の警告を目的として書きました。

 昨今の「東洋医学」と銘打った安易な宣伝が目に余り、迷惑しているからです。そのため、【賢い患者】カテゴリに分類しています。

※もちろん、文中にも書いている通り、NAVERまとめ『”不妊体質”によくある3つの共通点』自体はかなり正しく、内容自体を批判していません。

 しかし、『不妊治療』自体を目的とせずに書きましたが、【その1】、【その2】は、今までで最高の訪問者数でした。そのため、期待して読んで下さった方々に警告だけもなんなので、いくつか役に立つことを書いてみようかと思ったのが、前回からの【その3】、次回の【その4】です。

 ただ、何を書こうかな?と考えたら、はたと困ってしまいました。

 「○○を食べると良い」、「□□運動がおすすめ」、「△△しなくてはならない」、「不妊には◇◇のツボ」(←特にこれは誤解が多い。鍼灸にも言えることなので【漢方の害】参照)などと言うことは、東洋医学では言いにくいのです。

 刻々と変化する、患者さん個々のカラダの状態を見極めて、もっとも適切な施術とアドバイスを行っていくのが東洋医学の基本だからです。ぶっちゃけ、『診てみないと分からん』ものです。

 「赤ちゃんが出来ない」と言うだけでは、言えることが限られ、有益な情報を提供出来ないのです。Aさん、Bさん、Cさん…女性の数だけ治療もアドバイスも違うのが東洋医学です。

 【気血両虚】というのも大雑把なカラダの状態を示すカテゴリで、これをベースにしている人が多い、とは言えても、全くそのままではありません(合谷ー三陰交でも、妊娠する人はしますけどね)。

気血両虚

 ちょっと無理矢理に視覚化すると、図のようなイメージですかね?ピンクの領域が妊娠可能領域と仮定して、中心に近づけば近づくほど有利で、離れれば離れるほど可能性は低くなると思って下さい。

 G,E,Fの様に違う体質を土台にするものもあります。同じ【気血両虚】を基盤にしてても、CとDでは位置が離れているので、だいぶ治療は違います。また、BとDでは傾きは似てても程度が違うので、治療も変わってきます。Bなどは、領域から外れているものの、接しているので、ちょっとした生活条件の変化で妊娠したりしなかったりします。Aは【気血両虚】に分類されながら、普通に妊娠しやすくなります。

 

 このように、東洋医学では(漢方、鍼灸ともに)、『不妊』と言っても、それ自体を治療する訳でなく、その土台となっている『体質(この場合、気血両虚)』を治療するので、『不妊症のツボ、漢方薬』などとは普通は言えないのです。

 そこで、洋の東西や時代を問わない、誰にでも役に立ち、誰もが首肯せざるを得ない自然、生物の基本的な道理(東洋医学は本来、それを基盤に出発しています)を書いてみようと思いました。

 

 『こどもを産む』とは、『子孫を残す』事です。『自らの複製を残す』事です。動植物はもちろんのこと、生命である以上、微生物にも等しく見られる基本的現象です。

 そのため、いつでも、そこへ立ち戻って考えれば、色々な情報が『理にかなっている』のか解るでしょう。『理にかなう』とは、まさに正しく「東洋医学」の基本的な思想です。

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