”不妊体質”によくある3つの共通点 その5

前回、『生命力に余剰が無ければ、妊娠しない』という結論を提出しました。その妥当性を「妊娠・出産・育児」の様子から補足してみます。

 

 出産は、「体力=生命力」を大変消耗します。出産経験者、または、出産直後の方を間近にした経験のある方ならよく知っている筈です。

 

 髪は細くなり、艶を失い、パサつきます。爪は色が薄く、暗く、もろくなります。皮膚は色が悪くなり、カサカサになります。顔色と唇は赤みと艶、潤いが無くなります。ひどい場合は手足は氷の様に冷えあがり、目がかすみ、めまいがします。見るからにゲッソリとやつれ衰え、目が落ち窪み、頬がこけ、老婆の様に見えたりもします。ドラマの綺麗な化粧をした女優さんが演じるものとは大違いです。※参考リンク

 まさに『命をかけて』我が子を産み落とし、すべての生命力を与えた様ですし、実際にそうだと思います。死ぬことだってあるのですから。

 また、単純に3kgの重りを、持ち続ける事を想像してみて下さい。

 ただし、毎日、一年近く、一日24時間、起きてる時も寝てる時も、トイレに入っている時も、食事中も、お風呂に入ってる時も、くつろいでいる時も、具合が悪い時も、出掛ける時も、どんな時も決して下に降ろしたり、他人に代わってもらったり出来ない条件です。しかも、決して途中で止めることは出来ません。妊婦は皆、3kgの胎児をいつでもお腹に抱えています。

 しかも、それで終わりではありません。

 産後すぐに、体力が回復していないにもかかわらず、母親は自らの体内で赤ちゃんの生命を維持し、発達させるための栄養物質、『母乳』を産生し、分け与えなくてはなりません。それを少なくとも1年前後継続します。

 特に初め、赤ちゃんは哺乳力が弱く、その上、一回に摂取できる量が多くありません。そのため、頻回に母乳を与えなくてはならず、夜中に何度も起こされます。したがって、母親は熟睡する事が出来ません。体力が甚だしく衰えているにもかかわらずです。

 いかがでしょうか?これだけでも、「妊娠・出産・育児」には、途方も無い「体力=生命力」が必要不可欠なのが分かるのではないでしょうか。

 

 だからこそ、前回【その4】で論じたように、②コドモや③老人の様に「体力=生命力」が多くない、余力が不足している時期に、

 

「自らの生命を守るために、『妊娠しない』ように」、

 

自然の摂理は定められていると考えるのが『理にかなう』でしょう。生命の維持・存続と言う観点からみれば、それが効率的であるし、無駄が少ないからです。途中でエネルギー不足になり、止めるくらいなら初めから「妊娠しない」方を自然は選択するでしょう。もし、生命維持に必要なエネルギーまで、強制的に子供に奪われるならば、母体が危機的状況に陥ってしまいます。

 

次回は【その6】ですが、タイトルを【不妊治療を始める前に】に変更します。

 

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