徳川埋蔵金の法則(笑)

 オレ語『徳川埋蔵金の法則』について、『何それ?』という質問がありました。

 私はオレ語がものすごく多いのですが、知らない人には全く意味不明。たいした話じゃないんですが、一応説明しておきます。

 記憶が定かでないので、今、ちょっと調べてみたのですが、1990年代に某テレビ局で、群馬県にある赤城山に隠されたという「徳川埋蔵金伝承」を解き明かし、発掘する、と言う番組がありました。

 糸井重里が中心となって行われ、大橋巨泉、石坂浩二が出演していたテレビ番組です。若い人は知らないでしょうが、数度に渡り、スペシャル放送されたので記憶している人も多いはずです。

 「徳川埋蔵金伝承」とは、江戸末期、討幕軍に江戸城を明渡した幕府が、いつか再興するために赤城山山中に隠したとされる伝承のことです。

 

 その番組の中で、埋蔵者と盗掘者の知恵比べで、わざと本物の小さな宝を真の宝の前に埋めておき、掘り当てた盗掘者を満足させて、その先にある真の宝に意識を向けさせない、と言う心理テクニックが紹介されていました。

 ダミーの宝も工夫を凝らして、幾重にも偽装が施してあり、智恵を絞らなくては見つけられ無いようになっています。

 偽装を見破り、掘り進めたら大きな部屋に出た。中に入ってみると美しく彩られた祭壇があり、そこには立派な黄金の小さな仏像がうやうやしく置かれています。相当な価値があることは一目で分かります。誰でもこれが探し続けた宝だと思うでしょう。しかし、これがダミーなのです。

 しかも、次を探す時には、そこはもう探したので二度と探さないでしょう。そして永遠に隠される。

 考えに考え抜いて、苦労してやっとの事で見つけ出した事で、盗掘者は埋蔵者に「勝った」と思い、その先の事を考えなくなってしまいます。そういう人間心理を突いたテクニックです。

誤診

 そのことはすっかり忘れていたのですが、この道に入って、卒論のために誤診のパターンを研究・整理している時に思い出しました。

 それは、技術や知識の不足から起こる誤診ではなく、あたかも、その症状の原因と考えられる病態を『見つけてしまった』という時に、それ以外をを検索せずに真の原因を見落とす、という事例、心理的要因による誤診があることを知りました。

 考えに考え、解剖学的・生理学的にも所見と症状が一致し、矛盾しない、説明が綺麗につく病態を『見つけてしまった』時の征服感と安堵感。そこに潜む罠。

 「なんかに似てるなー…」と思い出し、「徳川埋蔵金」の真偽のほどはともかく命名(笑)しました。 

 

 医師のみならず、独立開業権を持つ鍼灸師、柔整師は、最初から最後まで自分の判断で患者さんを診て行かなくてはなりません。

 患者さんを危機に陥らせると言うことは、自らの治療者としての立場や誇りも危機に陥らせる事に他なりません。

 ですから、当院の研修生には、診察について様々な角度からしつこく指導しています。

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