近所の怖いおじさん

 私が子供の頃は(昭和40年代後半)、近所には他人の子供をむちゃくちゃ叱る、お節介なコワーイおじさんやおばさんがいっぱいいました。

 以前にも書きましたが、私は子供の頃、東京都杉並区に住んでいました。山の手の品の良い街だったと思います。

 

 幼稚園に遅刻して、30分位テクテクと独りで通うのですが(平和な話ですね。今なら考えられない。)、子供の頃からまっすぐに目的地に行かない性分の私が、蟻の行列を眺め、階級と社会秩序について思索を巡らしているのに(笑)、知らないおじいさんが「おまえ、どこのコだ!幼稚園はどうした?お母さんは?」と邪魔をしてきます。

 面倒なので、またテクテクと歩き出すと今度は紫陽花にカタツムリ。カタツムリの殻の黄金分割について調べていると(笑)、玄関先を掃除をしているおばさんが、「あんた、どこのコ?何してるの?」と絡んできます。

 仕方が無いのでまた歩き出すと、雨上がりの水たまりに落ちた油が綺麗な虹色に広がっています。落ちてる小枝でかき回して流体と摩擦について観察しているのに(笑)、配達の酒屋のおじさんが、「おまえ、どこのコだ!そんなトコで遊んでると車にひかれるゾ!」と、いきなり怒鳴り散らします。

 

 こんな感じで、無知でお節介な人々の為に、私は偉大な学者になり損ねました(笑)。

 最近は、こういう人たちが少なくなったので、どうしても親の目の届かないところで子供達が自分勝手に振る舞うことが多いようです。

 親も知ってはいても目の前でなければ、叱るタイミング逸してしまい、後からでは教育的効果が乏しくなります。

 そんなことから、私の治療院ではむちゃくちゃ子供を叱ります。親の目の前でも遠慮無く叱ります。時々、親御さんの顔がひきつっている事もありますが、気付かないふりしてメチャクチャ叱ります(笑)。

 その代わり、褒める時は「こんなに褒められたこと無い!」ってくらい褒めちぎります。

 おかげで、病院に行くのはイヤでも、ウチ来るのがイヤだって子供はいません。

 子供はちゃんと分かっているんですよね。

 

 最後の怖いおじさんになるかも知れない。

 

 

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コメント: 1
  • #1

    W (日曜日, 09 2月 2014 23:39)

    確かに、うちの子も自分から「せんせい、いく(治療所に小児鍼してもらいにいく)」と言ってます(笑)

    「怒ってる」じゃなくて「叱ってる」のが、子どもに伝わっているのではないでしょうか。

    ぜったいに怒らない人により、ダメな時はちゃんとダメ!と叱ってもらえる所長のことが、わが子も好きみたいです(笑)

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