東大病院 ノ社以外の社員が不適切関与 白血病臨床研究

 臨床研究の不正の記事です。

>いずれも血液・腫瘍内科の同じ男性教授が行う研究だったといい、今後処分を検討する。

 

>ブリストル社が研究計画をほぼ自社で作成していた。同社社員は研究の根幹に深く関わっていたが、データへの関与はなかった。

 

同科には、ブリストル社から3年間に計400万円の奨学寄付金が支払われていた。

 

>東大病院の門脇孝院長は「臨床研究に対する倫理の教育、利益相反管理などの体制に問題があった」と謝罪し、今後関係者の処分を検討する。

 

 知らない人が読んだら、「悪い医者がいて、悪い薬屋さんと結託して、ズルをした。」様に読めますけど、もっと構造的な問題なんですよね。これって。処分されるであろう教授は、脇が甘かったとは言えますけど。

 「データへの関与はなかった」と重大な不正は無かったように誘導してますけど、「研究計画を自社で作成」って時点でアウト。

 「利益相反」と言う言葉がやはり出てきていますが、薬や治療法の臨床研究の仕組みは、どうしても矛盾を抱えざるを得ない構造上の欠陥があります。一般の感覚で言えば、「不正は無い」と言われて信じる方がどうかしていると言うレベルの欠陥です。

 それも問題ではあるのだけれど、前にも触れたように、薬の効果の多寡くらいなら正直、大したことは無い。この問題には、その事を理解して論理的に突き詰めれば、もっと大きな問題が背後に潜んでいる事が解る。

 

 

「東大病院 ノ社以外の社員が不適切関与 白血病臨床研究」

産経ニュース(2014.6.25)

 

 全国の22医療機関が実施する白血病治療薬「タシグナ」の臨床研究に、治療薬を販売するノバルティスファーマの社員が関わっていた問題で、研究の中心と なった東大病院は24日、同じ血液・腫瘍内科で行われた別の臨床研究でも、ノ社以外の製薬企業の社員の関与があったとする調査結果を発表した。論文発表な どはされておらず、研究は5月に中止された。

 東大に製薬会社側が介入した臨床研究はノ社が関与した「タシグナ」の研究など5件をあわせ、計6件となった。いずれも血液・腫瘍内科の同じ男性教授が行う研究だったといい、今後処分を検討する。

 同病院によると、新たに問題が判明したのは、米国に本社を置く製薬企業「ブリストル・マイヤーズ」(東京)の白血病治療薬「スプリセル」の有効性と安全 性を確認する臨床研究。平成23年に開始され、ブリストル社が研究計画をほぼ自社で作成していた。同社社員は研究の根幹に深く関わっていたが、データへの 関与はなかった。

 同病院で行われた臨床研究について調べた調査チームが中止を勧告し、研究は中止された。同科には、ブリストル社から3年間に計400万円の奨学寄付金が支払われていた。

 東大病院の門脇孝院長は「臨床研究に対する倫理の教育、利益相反管理などの体制に問題があった」と謝罪し、今後関係者の処分を検討する。

 また、調査では、ノ社への流出が判明していた患者情報255人分に加え、さらに2研究で53人分が同社側に流出していたことが新たに判明。個人情報保護法違反などにあたる可能性があり、東大は患者に謝罪したという。

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