精神科病床、日本が突出 OECD平均の4倍

 以前から指摘されている問題です。

【精神科病床、日本が突出 OECD平均の4倍】

日経新聞 2014.7.28 ▼元記事

 

 先進34カ国が加盟する経済協力開発機構(OECD)は27日までに、各国の精神医療に関する報告書をまとめ、日本の精神科病床数はOECD平均の4倍で「脱施設化」が遅れていると指摘した。

 報告書によると、2011年前後のデータに基づく人口10万人当たり精神科病床数は、OECD平均で68床。それに対し日本は269床と突出しており、加盟国中で最も多い。

 多くの病床が長期入院者で占められていることにも触れて「患者の地域生活を支える人的資源や住居が不足している」と指摘。精神障害者に対する社会の認識を変える必要があるとした。

 年間の自殺率も、OECD平均の10万人当たり12.4人と比べて日本は20.9人と高く、「要注意」と警告。地域医療を担う全ての専門職に精神分野での能力を向上させるよう検討を求めた。

 報告書は、厚生労働省が今月決めた精神科病棟の居住施設への転換容認には触れていないが、エミリー・ヒューレット担当分析官は「どんな変更であれ、患者の意思が何より大事だ。病床削減は多くの国が苦労してきたが、長期入院の患者であっても支援態勢があれば、自立して地域で暮らせる可能性がある」と指摘している。〔共同〕

【以上引用転載】

 

 反論も載せておきます。

 【平均在院日数・多剤大量併用の嘘】

 日本精神科病院協会

 

 確かに日本精神科病院協会の反論ももっともな事だとは思います。しかし、自殺率の高さは比較的データの取り方のバイアスがかかりにくいと思います。謙虚に受け止めるべきでしょう。以前に指摘したように薬剤依存の治療体系の問題だと思います。

 しかし、実は、これは精神科領域に限ったことではありません。OECDのデータを読むと日本の医療は他の先進国に比べて、

 

少ない医者多病床を管理し、長期入院させている。」

 

という、実像が浮かび上がります。「多剤併用」についても同様です。日本の医療全体の傾向なのです。

 

 これは、先日のエントリで説明したように、日本の医療が「延命至上主義」で、日本の社会に「ノーマライゼーション」の概念が広まっていないためだと考えられ、私は機会があるたびにそのように医療関係者、学生、一般の方に「部分を取り上げても何も変わらない。日本の社会全体で根本と向き合わなくては。」と区別無く主張して来ました。

 

 自分で何でも出来る喜び、少々、心身に不都合があっても、自分でする大切さを日本人全体で確認する事が、「超高齢化社会」を乗り越える大前提だと考えます。

 

参考エントリ:

「脳卒中:自殺や事故リスク10倍 発症から5年以内

「うつ病自殺7割が精神科を受診 「抗うつ薬」安易な服用に懸念」

   

大阪市都島区 鍼灸整骨 杏総合治療所

TEL:06-6325-2323

杏 総合治療所

〒534-0021

大阪市都島区都島本通2-11-8アベニール1F

TEL/FAX:06-6925-2323

 

 ※来院前には必ず、

【施術をお断りする場合】

をご覧下さい。

  お互いに時間と費用の無駄を避けましょう。

医療関連ニュース解説・評論、治療所の日常など

小児鍼の説明など

治療の体験談、感想など

研修制度利用者の感想など

サイト内検索 杏索an's search

お知らせ

ホーム
ホーム

このHPは、杏 総合治療所に通院中の患者さん、これから来院される方の為の参考ページです。

不特定多数の方を対象としておりません。

そのため、必要情報が無いというお問い合わせには対応しかねますのでご了承ください。